の基本機能、1回目

先生:日経Linux 基礎講座

いっぱいあるけどとりあえず基本機能

  • サーバサイトプログラム
  • SSLによる暗号化
  • ユーザ認証
  • アクセス制限
  • モジュールによる機能追加
  • 言語化への対応
  • パフォーマンスの設定
  • バーチャルホスト
  • ログの記録
サーバサイトプログラム

静的なページと動的なページの両方を配信できる。ブラウザからの要求に応じてサーバ側でプログラムを実行している。

SSLによる暗号化

データを暗号化して送信できる。暗号化には公開鍵暗号方式共通鍵暗号方式を併用した SSL (Secure Sockets Layer) が利用されている。

ユーザ認証

特定のユーザに対してのみアクセスを許可するために、認証機能をそなえている。認証データは同じマシンに持たせることもできるが、別のサーバに持たせてLDAPなどのプロトコルapacheと認証サーバの間でデータをやりとりしている。

アクセス制限

特定のIPアドレス、特定のドメインからのアクセスを拒否/許可できる。

モジュールによる機能

Apache は多くの機能を備えているが、そのすべてを組み込むとプログラムのサイズが肥大化してしまう。そこで各機能を別々のモジュールに小分けし必要な機能のみを呼び出すすくみを備えている。

多言語対応

英語、日本語、中国語などの多言語に対応している。Webブラウザが利用している言語に応じて、その言語に合ったWebページを送信できる。エラーメッセージも言語に応じたものを送信できる。

パフォーマンスの設定

同時アクセス数を制限するなどして、サーバに高い負荷がかからないように設定できる。
1つのサーバに2つ以上のIPアドレスやホスト名を割り振って利用できる。

ログの記録

ApacheではWebサーバにアクセスしてきたリクエストのログを保存する機能がある。ログを集計することでどのようなユーザがアクセスしてきたかを把握することができる。エラーログやアクセス元を示すリファラログを保存することもできる。